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プログラミングと匠の融合 NCプログラミングとは

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・最新設備で仕上げる

一本の鉄の棒からロールやシャフトといった製品を作るためには、多くの人の知恵と技術が必要になります。それはパイテックが受注している製品に、定型のあるものだけでなく、その都度対応を考えなければならない特別な製品が多くあるからだそうです。

図面通りの製品を仕上げることはとてもシンプルなことですが、それがなかなか当たり前のようにできるものではないほど、難しい要求のものを作り上げるそうです。

パイテックではコンピューター制御で旋盤や研削を行う「NC旋盤」や「NC研削盤」といった設備を導入しています。これらはNCプログラムを使ってそれぞれの機械を動かし、製品を仕上げていくものです。設計図通りに作れるよう、削る場所を指定したり、使う工具を指定したり、削る速度や回転させる速度、切削油の量といったことまで細かくプログラミングしていくそうです。

・人の技術なしではできないもの

温度差などでわずかながらも変化をする原料を加工する時には、さらに入念な管理と加工方法を考えなくてはなりません。ほんの少しのミスで、最終的な製品に影響を与えてしまいかねないからだそうです。

それほどシビアな結果を求められる製品に仕上げるためには“匠”と呼ばれる熟練の技術者達の経験や技術が必要になります。とくに細くて長さのある製品などは加工が難しいため、それをきっちり仕上げられる人はパイテックをはじめサクライグループの中でも一握りしかいないそうです。

コンピューター制御の機械で精密な製品を作り上げ、さらに人の手による職人技が加わることで、ミクロン単位の公差(誤差の許される範囲)の製品を仕上げているのです。個人個人のスキルの高さに加え、この連携の良さがパイテックの誇る高い技術力の基盤となっているのかもしれません。まさにコンピューターと匠の融合といえそうです。

パイテックの会社情報

・人が生み出すモノつくり

モノづくりは職人技といえます。職人が熟練の技を駆使し、思うままの製品を作るさまにあこがれる人は少なくないでしょう。工芸品や芸術品だけでなく、食品や服に至るまで職人によるモノつくりの緻密さや丁寧さは常に人々を魅了してきたといえるでしょう。

それは工業製品にしても同じなのかもしれません。工場で使用される機械の、一つ一つの部品というものを目にすることはほとんどないでしょう。しかし極度な精密さが要求される工業機械は誰もが作れるものではなく、熟練の職人によってしか仕上げられないからといわれています。

時代に合わせ最先端の設備というものは必要不可欠でしょう。コンピューター設備の導入は正確に同じ製品を作り出すことや、時間短縮にもつながることから短い納期を実現するためにも欠かせないといえるでしょう。

しかしそれだけでなく、最終的に他社と差別化できるような製品に仕上げているのは匠の腕なのだというところに、モノづくりの面白さがあるのかもしれません。